オペラ「ミカド」渡英公演への御協力のお願い

『ミカド英国へ帰る』このタイトルが冗談ではなく、英国人の誇りである作品の日本人上演による里帰りと、120年前、少なからず正しくなかった日本に対する理解を正して、作品の価値を高める、という事業において、大変意義のある公演であります。
 しかし、欧米の音楽ファン90%の認知度と言っても過言ではない、オペラ・ミカドは、日本だと、1%にも満たないでしょう。日本を描いた他のオペラ、「蝶々夫人」の認知度はとても高いのに、「ミカド」は難しい立場におかれてばかりでした。しかし今回招聘された公演により、初演から120年、オペラ・ミカドの歴史は大きく変わります。そして、欧米の劇場関係者が注目し、ギルバート&サリヴァン・フェスティバルに多くの報道陣が集まることは、多くの関係者、協力者にとって、大きな誇りと宣伝になることも間違いありません。
ボランティアの実行委員会の方々全員が協力し、必要最小限の予算で25人の出演者、15人のスタッフ、総勢40名のプロの舞台関係者が渡英いたします。関係機関、文化芸術財団等に助成申請をしていますが、2ヶ月に渡るリハーサル、公演
準備と、渡英費用、滞在費用、また公演に持ち込む衣裳、道具、関係小物類の費用を考えると、申請している助成制度では、完全にはまかなえないのが現状です。ギルバート&サリヴァン・フェスティバル側も、こちらの現状と日本におけるオペラ・ミカドの認知度を知った上で、本国で異例のスポンサー集めに協力してくれております。日本人関係者の方々にも御理解いただき、この歴史的に価値ある事業の誇りを共有していただきたく御協力をお願い申し上げる次第です。

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